更年期障害とは?
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今月は、「更年期障害」についてお届けします。
更年期障害の主な原因は、閉経にともなう女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少によるホルモンバランスの乱れです。
加えて家庭や職場などの環境によるストレスや、本人の性格・気質といった心理的・社会的因子が複合的に作用して心身の不調を招いています。
更年期障害は女性の場合、平均閉経年齢の50歳前後がピークとなります。
症状があらわれる時期や期間、症状の程度や内容には個人差がありますが、早い方では30代後半から症状があらわれることもあります。
更年期とされる期間は、一般的には2~3年で不調が落ち着くとされますが、かなりの長期に及んだり、一度は治まってもぶり返すケースもあります。
更年期障害を完全に予防する方法はありませんが、生活習慣を整えることで時期や症状の緩和が期待できます。
具体的には、バランスの取れた食事、適度な運動(ウォーキングなど)、十分な睡眠、そして、ストレス解消を心がけましょう。
大豆イソフラボンやビタミンEといった栄養素の摂取、血行促進、骨盤矯正や整体も有効な対策としておすすめです。
